1~3月の釣り方のまとめとなります
昔はオフシーズンと言われてたこの時期も釣り人による開拓が進み魚が釣れるようになってきました。先人と道具の進化に感謝しています。
1月
上旬~2週目ぐらいまでは12月と同様な釣り方になります。ただ夜間に釣りするならアイナメより低水温に強く夜行性のクロソイも視野にいれて釣りをするとボーズは少なくなります。具体的には、底から1m~50㎝を3~5g程度の重さで3~2インチワームでフォール中心、というどっちの魚種にも有効な最大公約数的な釣り方です。アイナメだけ狙うなら底を触りながら釣り、クロソイだけならもう少し底から離します。
水温10℃切ってくる下旬になると釣り場は水深10m以深で沖に落ちる途中の個体か、水深3~5m灯り周りの越冬個体か、どちらかを狙うことになります。前者の方は数は出ない傾向ですが比較的安定性があります。後者は当たりはずれありますが、当たれば40㎝超えてくる魚が多く、数も複数でる事もあります。
この頃は透明度が高くベイトが少なくなります。すると普段は無視してるバチやマイクロベイトを捕食し始め、特に越冬個体はその傾向が強くなります。風によりますが3g前後の重さを使う事が多く動かし方はスローで底が基本となります。
またルアーサイズは3インチで当たらず、1.5インチで当たる、なんてことも多くなってくるので、その時その釣り場ではどれがいいのか?を色々試して判断することが必要です。
2月
この頃になると10m以深で釣れてた個体はこちらの射程圏外になるので、越冬個体を狙う流れが主となります。釣れ方の特徴としては完全な地合い型で短時間にパタパタ釣れてあとの時間は沈黙か単発、という事が多いです。
釣れるとサイズは大きな事が多く40㎝超える魚も多いです。なので2gなど使う時もリーダーは8ポンド以下には落とさないようにして対応しています。
魚は居付いてるというより少数が回遊してる感じです。なのでどうしても安定性は無く、ベイトや潮で釣れる場所は変わります。前日釣れても次の日は無反応、などは多々あるので寒さに負けず通う事がどうしても必要になる時期ではあります。
灯り周りの釣り方はマイクロベイト系を意識して、1~5gに1.5インチぐらいを使う事が多くなります。また潮位によっては灯り周りから離れて沖にいる事もあるため、5~7gに3インチも準備します。
3月
上旬は2月の釣り方を継続する事となります。ただ北から入る寒流や川の影響で水温6℃台まで落ちるとアイナメは厳しくなります。近年は8℃台までしか落ちない年も多く、そういう年は灯り周りでずっと釣れ続ける事もあります。
動きは基本鈍いのでスロー、レンジも底が基本となります。吸い込み力も弱く口先ギリギリにフッキングする事も多いので、フックとワームとのバランスも適正な状態にしないと当たりあっても掛からない事が続発します。
3月中頃になると小魚が灯り周りに見え始め2月と雰囲気が変わり生命感が出てきます。灯り周りで釣りをやり続けると変わらず魚は釣れてきますが、サイズが日に日に落ちてきます。大型魚は小魚の方を意識して灯り周りの少し沖の障害物周りに居ることが多く、流れに流されるマイクロベイト意識してる中型~小型サイズは灯りとの境目、とすみ分けるようです。
3月下旬となると鮭稚魚が川から下ってくるので一時的にそれを意識して横の動きに反応します。ですが盛期のような速さでは動けない魚の状態なので底をズル引き見たいな横の動きとなります。
あとがき
これで個人的アイナメまとめは1年分書き終わりました。まあこの文書なので、もう今後少し直すかもしれません。ただ今はこれで残しておきましょう。
他の魚種も徐々にまとめておきたいと思います。
1月23日追記 自分の知識の確認のため、1月、2~3月と新たに釣り方やポイントを書きました。推論も多くこの記事と被っている部分も多いですが、よろしければどうぞ。