SNSでダイソーで新作ルアーが出た、という情報を見つけたので、ダイソーにて買ってきました。
実釣ではまだ使っていませんが、開封と第一印象を書いてみます。
新作ルアーの種類はメタルバイブ、スモラバ、クローワーム、ストレートワームです。
メタルバイブは重さ別3種類
ダイソーのメタルバイブは重さは7、10、14gの3種でカラーはシルバーのみでした。
メタルバイブは詳しくないのですが、有名メタルバイブの形状に似せた商品、と推測されます。
7gで全長約5cm、14gで全長約6cmと比較的コンパクトにまとまっていて、最近流行りのミドルゲームにも重さ的にぴったりです。
色はシルバーのみですが、これは好印象です。下手に不人気の配色がでるよりシルバー1色で売って、釣り人がマジックやペンキで好みの配色にすれば良いのですから。
多数持っても重さがわかるよう、ボディに重さの刻印が彫ってあるのも好印象です。刻印だと暗闇でもケース内のルアーを触って重さを把握できるからです。
フックは根掛かり防止の観点でダブルフックが採用されています。針先は爪に掛かるほどの鋭さな物もあれば、そうでない物もあり使う前にチェックが必要でしょう。自分の信頼のおけるフックに交換も良いと思います。
軸径はレギュラーか気持ち太いぐらいですので、メバルやアジの時は細軸へ、60㎝程度のシーバスには太軸へなど変更を考えます。
あと付属のスナップは強度や信頼性が個人的に?です。使えない物ではありませんが、自分の信頼のおけるものに変えた方が無難でしょう。
5月10日追記 メタルバイブを実際泳がしてみた方のブログ記事を見つけました。ブログ主のBOUZUNOGARE様に許可がもらえたため、ここにリンク追加し情報をシェアします。
5月13日追記 ぼう太郎様がメタルバイブに手を入れて実際に泳がせた動画をYouTubeに投稿されました。
リンク許可を頂きましたので、ここにリンクして情報を共有します。
スモラバは重さは2種類 カラーは三種類
スモラバは重さが2.5g 3.5gの2種類で、スカートカラーはブラック、グリーン、グリパン、の3種類あります。
ヘッド形状は丸形のブラック塗料付きで、針金のフックガードが一本あります。フックのシャンクは約2cmで、ここは大針派と小針派で意見が好みが分かれそうです。
自分としては良いと思います。渋い時にはマス針チョン掛けなど、ワームに対して小さめなフックの組み合わせが有効な場面がありますし、2インチ(約5cm)のワームならギリギリでセッティングできるからです。
スカートは一定の切り揃えではなく、長短の混じりで個人的には新感覚です。ラバージグのスカートはきっちり切りそろえてあるものだ、と思っていましたから。
フックもしっかり爪に掛かる鋭さで、これも好印象です。ただスモラバなので軸径はレギュラー程度、ゲイブも大きくないので60㎝のシーバスなどには厳しいかもしれません。チヌや50cmアイナメにもかみ砕かれる可能性を感じるので、中型根魚ぐらいまでが主、と考えています。
ワームはカラーは2種類 形状も2種類
ワームの形状はストレートとクローの2種類が新作として出ていました。カラーもグリパンとウォーターメロンの2種類です。
5月14日追記 ワームカラーはグリパンとウォーターメロンの他、ブラック赤ラメがあるようです。
まずクローのほうですが、大きさは約4インチ、素材は硬めです。クロー系でも昔ながらの底で腕を振り上げるのではなく、スイミングでもヒラヒラ波打つ系統、と思われます。個人的にはスイミングクロー系と言っています。
相馬港近辺ならアイナメには使う場所や時期を選びますが、クロソイやタケノコメバル(ベッコウソイ)には使っていけると思います。
フックとのバランスですが、ダイソーフックだと1/0より2/0の方が通常は良い気はします。ただ、食い渋りの時にゲイブが大きすぎて口の中に入りにくいという時は、1/0の方が良いと思います。
続いてはストレートですが、最近の流れにそってネコリグ使用を前提にしているような作りです。硬めの素材もネコリグ使用時には外れにくさや強めのアピールといった事にもつながります。
ただし、ヘッドの太さが約4mmと小さい事が個人的マイナス点です。このヘッドの太さでは1/32のような軽めのシンカーやタングステン素材の形状の小さいシンカーしか刺せません。淡水で使うならそれでも良いのですが、海だとそのウェイトでは足りない場面が多いです。
カラーから見てもブラックバスが主な対象なのでしょうが、そこは残念ではあります。
今回の新作ダイソールアーは第一印象としては期待できる物が多そう
メタルバイブ、スモラバ、クロー、ストレート、と春の新作ダイソールアーの第一印象を書いてみました。
個人的期待度はメタルバイブ、そしてスモラバです。メタルバイブは消耗が激しいルアーなので低額でそれなりに使えるなら、ダイソージグロック並みに助かります。
クローとストレートは自分の使用環境的に厳しいかもしれません。クローの単価約33円は、中古クローワーム単価約50円と比べても価格的メリットは少な目です。
ストレートはヘッドの太さが4mm程度あって、3g程度のネイルシンカーを使えれば海でも使いやすかった、という感じです。ただ淡水で1/32ぐらいの重さで使うのなら何ら問題は無いでしょう。
最近はコロナの自粛もあり実釣から離れています。早く実釣で使ってみたい、と思っています。