強風の日が続いて釣り場に出れたのは20日の木曜日でした。2時間ほど釣りをして結果はノーバイトに終わります。そして本日21日も厳しそうと思いつつ、20時頃から相馬港へ出てみました。
潮は大潮前の中潮で、夜の干潮は大きく潮位が下がります。
中潮 松川浦 満潮04時31分 109㎝ 14時12分 121㎝
干潮08時54分 87cm 21時30分 12cm
釣行記
前日の釣行は海の荒れによる濁りと水温変化で2時間やって当たり無し、の結果となっていました。そこで今日はリグを通常のライトテキサスからネコリグに変え、釣り方を場所数を回るランガンから昨日魚の雰囲気を感じた2か所をゆっくり攻める事にしました。
ネコリグ主体にするにあたり風の予報が気になっていましたが、幸いにも釣り場は無風~風速3m/s程度の体感でした。火発の煙は真横に流れるほど上空は強風でしたが、その風が地上付近にまで降りてきてなかったのです。方針通り、少し前の釣行でも活躍したDワームに約1.2gネジ使用のネコリグで底近くを探っていきます。
少し前の釣行はこちら
飛距離が出ず探る速度もゆっくりなので広範囲は探れませんが、やる気の無い魚でも高確率で反応してもらう、という方針でズル引き、小さなリフト&フォール、止めれる地形ではストップ、と探ります。1か所目は当たりなく2か所目に移動します。
2か所目の灯り周りは先行者有りでしたが、灯りの真下を陣取っていたので先行者から10mほど離れて灯りと暗闇との境目、を釣り場に取る事ができました。潮は暗闇→灯りの方向で流れ一般的なセオリーと逆ですが、反対側は地形的に取れないので仕方ありません。
水面に見える明るさの境目と水中の明るさの境目は通常は違うのですが、今日は濁りでほぼ同じ、という判断の元、境目に潮上からゆっくりネコリグを流し込みます。
着底したネコリグを持ち上げると『モゾッ』とした感触が伝わります。この時期は空振りでもいいのでとりあえず合わせを入れると動きは鈍いものの魚が付いています。そのまま釣り上げるとタケノコメバルでした。
フッキングをした位置を見ても元気のある感じではないので、ネコリグやライトテキサスで底をやる、という方針を続けます。ここで潮止まりとなり、当たりが止まったのですが、『上げ潮も様子をみたい』という事から、この周辺で釣りを続行します。
潮止まりに当たりを出すのは困難と判断し、1時間ほどテキサスで沖や周辺の地形を今後の事を考えて調べます。その後、潮が動き出しリグをネコリグに戻します。
潮の流れが逆になり今度は灯り→暗闇というセオリー通りの流し方ができます。投入点を変えながらリグを流しこんでいくと、また灯り境目の底で『モゾッ』と微妙な感覚が伝わります。すかさず合わせを入れ底から魚を離しますが、相変わらず魚は鈍い動きです。釣り上げると今度はクロソイでした
今回もぎりぎり
魚体を見ると痩せていて、餌不足なのか、海が荒れて餌を取れていなかったか。が推測されます。またそんな状態でもワームを大きく吸い込めず、魚が捕食したくてもすばやく動けない状態である、とも感じます。
そのあとは当たりは出ず、23時頃に撤収となりました。
あとがき
自分の入った場所は荒れの影響なのか、魚の動きが鈍い状態でした。反応の鈍い魚を釣るか、反応の良い魚を探すか、の判断は毎度難しいですが、今日の場所は前者が良かったように感じます。
本日は弱風でライトリグを使えた事は幸運でした。釣った魚の反応から察すると、底近くをゆっくり動かせるネコリグは、昨日場所の状況ではベターだった、と感じます。
次はどんな状況で釣りをする事になるのか?はわかりませんが、また色々とやって魚の顔を見る、くらいの釣果は出したいと思っています。