アイナメではマイナーポイントながら意外と釣れる川の河口について
河口といえばシーバスのイメージありますが、アイナメもそれなりに釣れます。ただ場所はそれなりに条件はあります。
なおこの話においては県の河口規制ある大河川は場所選定から省いています。この話は河口規制かからない中小河川の話となります。
条件
釣れる河口の条件とはまず沖から伸びる溝がある事です。アイナメの場合、河川に居つく個体は少数で殆どの個体は潮汐などの条件で河川内に入り、捕食行動後はまた河川外へ出ていく、と考えています。湾奥のところで話したように入ってくるには魚の通り道となる溝が必要です。そこから満潮時に入ってきて、干潮時には溝の中か外へ出ていく、と考えています。
時期
次に時期ですが、ここら辺のオススメは4~5月と10~11月頃となります。4~5月は海水14℃前後に対し、ここら辺の河口は16℃前後と河口周りの方が水温高くなります。そしてベイトとなる小型のハゼ系や甲殻類が出る為それを目指して魚が入ってきます。
次に10~11月頃ですが、まず冬前の荒食い時期で魚の捕食意識が高い事、そして河口周辺に産卵のためカニが密集してきます。イワカニ、イソガニともに春産卵と言われていますので多分それらとは別種なのでしょう。
そのカニに引き寄せられ魚が入ってきます。12月になると淡水は水温一桁になってきて反応がでなくなるので、11月頃までのローカルな動きなのでしょう。
6~9月は水の動きとベイトとなるスナモグリ次第で魚が入る事はありますが、フグが多くワームでは釣りにならない事が多いのでオススメから外しました。シーバスも河川に入るのでそちらをやるのが無難です。
2020年1月23日追記 河口は真冬の1~3月以外は個人的に実績ありますが、の部分を消去しました。3月にサケ稚魚が川から下ってきた時、アイナメが一時的に河口に寄る事があるためです。
あとがき
今回は短めながら河川の事について書いてみました。魚は魚種によって大小ありますが基本的には河口は大好きです。アイナメの河口絡みの話はまだシーバスほど明快に解明されてないので、これからも自分なりに通って色々試す必要があると思っています。