大雨に強風と今週は釣り場にでれなそうです。釣りに行かないと買い物をして物が増えるのですが、本日はワークマンに行き、マッピングメッシュのシャツを買いました。半袖のメッシュ生地ですので今時期は流石に着ません。出番は7月頃からの予定です。
2月に夏物の衣類を買ったのには理由があります。買い置きできる物はシーズン前に買っておく事で多くの利点があるのです。それを書いてみようと思います。
シーズン前に物を買うメリット
シーズン中の買い物争いに巻き込まれない
他の人との買い物競争に巻き込まれません。
例えば、夏場に半袖を買おうとすると他の人も半袖を求めるため、自分のサイズや好みのカラーが品切れしていた経験は誰しもしていると思います。シーズン前はサイズや色がまだ残っていて、それらを前もってキープしておけば、シーズン中にその物を探し回る事はありません。
また記事を書いている時点では、新型コロナウイルスの影響、いつもより早い花粉症のシーズン到来でマスクやハンドソープの需要が上がっています。他の人と買い物で競争が生まれ、実店舗では一時的に売り切れ、個人間売買サイトでは値段が値上がり、定価の10倍で売られている商品も発生しています。
現状マスクやハンドソープを手に入れる事は難しいですが、年末年始頃は誰でも買えていた物です。年末年始に春の花粉症対策用でマスクを300枚買い溜めしていた友人は、マスク買い競争に巻き込まれず今の状況を傍観しています。
前年在庫品が値段が下がって買える可能性がある
前年に人気が無く売れ残ってしまった物、前年生産でメーカーから廃盤にされた物、これらは一般のお店から見ると早く処分したい物です。安定して店に入れられないものは早く現金化して、新たに売れる物の仕入れ費用や人件費に使いたいからです。
シーズン前にそれらを処分品として、安値販売する事があります。最悪、シーズン中までに現金化しないとまた需要が減り、次のシーズンを待たないと現金化できなくなるからです。その物が自分の需要に合う物なら、安価で物を買い溜めできるでしょう。特に消耗品であれば、その恩恵は大きいです。
中古品は種類、量ともに豊富
リサイクルショップの他、オークションや個人間売買サイト（メル〇〇的な所）ではシーズンになると需要の発生で中古品点数が減ります。中古は一点物ですし、元々タイミングが合わないと良い物に合えませんが、需要が出るとみんなが物を探し始めるので、出会える率は下がります。
釣り具で言うと、エコギアのパワーシャッドというヒラメやマゴチ狙いでは定番ワームがあります。この中古品をマゴチが釣れる5～9月頃に探すと、仙台のタックルベリー4店舗を回っても見つからない事を自分は経験済みです。
それが12月になると、各店舗に今シーズンに余ったと推測できる中古のパワーシャッドが比較的簡単に見つける事ができます。そして来シーズン分を新品の半分～7割値段で確保しています。
シーズン前に物を買うデメリット
新製品が買えない
新製品はシーズン初期に合わせて発売させる事が多いです。当たり前ですが、シーズン前に買う事はできません。新製品発表まで待つと、シーズン初期になり物に需要が生まれ始め、他人と物の競争が始まります。
流行りや自分の好みの変化で買った物を使わない可能性がある
そのシーズンの流行りや個人の嗜好の変化で買い溜めした物を使わなくなる事があります。
次のシーズンで使おうとした服が流行りから外れて着づらくなるなどは経験ある人は多いかと思われます。
釣りだと
- 前年はルアーばっかりだったのが、次のシーズンは餌釣りになる、といった釣り人の釣り方の変化
- また前年のルアーは〇〇が良かったのに今年は△△がいいから〇○は使わない、といった環境の変化
などで買い溜めした物を丸々使わなかった事もありました。
シーズン前に買い溜めして有利に買い物をしよう
メリット、デメリットはありますが、シーズン前に使うであろう物は買い溜めする事にしています。始めて間もない事は予測がつかないので、シーズン中に色々とそろえていくのは仕方ないです。何シーズンか経験を積んで自分の使用する物や量が決まってきたなら、この買い溜め方は有効に使えると思います。
この買い物方法をするとシーズン中にお店に行かなくなります。買い物に使っていた時間をそのシーズンの事に使えます。釣りなら釣具屋に居た時間で釣りができ、服ならそれに着替えて素早く外へ出かけられます。そして新たな事を発見して経験を積める、かもしれません。
