個人的釣り方メモ 冬の夜ルアー釣りを取り止める平均風速は5m/s

冬の相馬地方は風の冬、と言われます。雪雲は奥羽山脈と阿武隈高地によりブロックされますが、乾いた西風が冷たい強風となり吹き下ろします。

冬の釣りは寒さと強風との戦いとなりますが、自分は釣り場に出る前に白旗を上げる平均風速の目安があります。それが平均風速5m/sです。

平均風速5m/sとは

平均風速5m/sとはビューフォート風力階級表(Wikipedia参照)で見ると白波が見え始める、とあります。冬の西高東低型の気圧配置では5m/s以上の強風が吹く事が多いです。

なぜ平均風速5m/sで釣りを取り止めるのか?

まず自分が今やっている釣りは夜のアイナメやクロソイなどのルアー釣りです。夜は昼間のような重いのシンカーを使う事はほぼ無く、1~14g程度のシンカーを使います。

自分の経験から書くと、風速3m/sを超えてきた辺りから5g以下のシンカーは操作性が悪くなります。ラインが風の影響を受けて弛みやすく、気が付いたら根がかっていた、引きたい層から浮き上がる、などの悪影響がでます。

それが風速5m/sになると10g程度のシンカーでも横風時には着底がわからず根掛かりをする、一定層キープ引きができない、などの影響がでます。

向かい風や追い風の場所にすることで釣りは可能ですが、遠投しても風の影響で弛んで底の感触が伝わらない事が多いので、底の感触がわかりやすい近距離にポイントは限定されやすくなります。

ポイントが限定され、冬場に有効な軽いシンカーを使った釣り方を展開できないとなると、「風速5m/s以上の時は釣りは休みでいいか」という判断となっています。

風速5m/s予報の時は釣りはできないわけではないが、率が良くないと個人的に判断して取り止めている

見出しにも書きましたが、重いシンカーを使う、近距離を釣る、風裏のポイントを釣る、など色々な手段で風速5m/s程度は釣りは可能です。ただポイントと釣り方が制限され当たりの出せる率が下がる、との判断で釣りを取り止めているという事です。

釣り物や場所、時期で釣りを取り止める風速は変わります。自分も夏に40gメタルジグを投げる釣りだったら、風速8m/sぐらいまでは気にせずに釣りをするでしょう。もし冬場に風速で釣り場にでるか?迷う人がいるなら、「こんな考え方もある」と見てもらえるようここに書いておきます。

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