相馬港におけるユムシの可能性 

ユムシ 釣り方メモ

2月最後の土曜は釣果0に終わりました。

大規模なバチ抜けはこっちではまだ確認できませんが、東京周辺で今時期に確認されています。2週間後の大潮にはこっちでも大規模なバチ抜けが期待できるのかも?と期待はしています。

今回はまだ解明されていない餌の一つであるユムシについてです。今年は目撃していませんが、昨年まではユムシ抜けを確認していましたし、魚の胃袋にも入っているとの事。来年以降の1~2月の釣り場攻略に使えるのでは?と考えています。

ユムシとは?

細かく説明すると長くなるのでウィキ先生から引用を用いると

ユムシ(学名:Urechis unicinctus)は、環形動物門ユムシ動物ユムシ綱ユムシ目ユムシ科の海産無脊椎動物(略)

Wikipedia ユムシ

となります。

相馬周辺ではユムシが繁殖している

北海道から九州まで生息しているユムシはここ相馬にも居ます。港にも居るようですが、松川浦の方で主に目撃しています。どっちが多いとかではなく、水深の関係で水面まで上がってきやすいのが松川浦、という事でしょう。

過去に数回ユムシ抜けを目撃している

ここでは1月頃から大潮時の水面をユムシが流れます。時期的には3月のバチ抜け前までです。始めは1月の大潮時にバチ抜け探しをしていたのですが、代わりに流れていたのがユムシでした。

ユムシ
2月頭に水面を流れていたユムシ

バチ抜けほど密度はありませんが、数十のユムシが表層を流れていました。その次の日も釣り場に出てみると、前の日より数は少ないながらユムシは見えました。

このことから、バチ抜けと同じようにユムシは抜ける時期があり、1月下旬~2月下旬ぐらいまでがここのユムシが抜ける時期、と推測しています。

クロソイやアイナメの胃の中にはユムシが入っている、らしい(人から聞いた情報)

人からの伝聞ですが、2~3月に釣れるアイナメやクロソイの胃の中にはユムシが見られる事があるようです。今は灯り周りでマイクロベイト、というのが1~2月の主なベイトだと思っていますが、それとは別にユムシに付いている魚が一定数いるのでは?という推測はあります。

ユムシに付いている魚の釣り方とは

バチ抜けと同じく、ワームやシンペンを流れに乗せて流す、というのが第一感です。パルスワームとか見た目やボリュームはユムシっぽい、とは思っています。

数年前の1月に白色のパルスワームに偏食してきた事も経験があります。ただこの釣り方は再現ができず、また推測の域を出ません。

シンペンも流してみましたが、時期的に中層には当たりが出にくい?とは感じています。ただ水温8℃ぐらいで安定している条件なら、魚がルアーを追えないとは考えにくいです。

自分の選ぶ場所と釣り方に、まだまだ改善の余地があるのでしょう。

まだ未知な部分は多いが、数年後には自分の釣りに要素を入れてみたい

自分の目撃の他、色々な釣り人の話を聞くとユムシが相馬付近で冬のベイトになっている事は間違いはなさそうです。

今年に関しては秋の大雨の影響なのか、高い水温のせいなのか、ユムシの目撃はできませんでした。ただ、この間のバチのように底近くを流れていた可能性もあります。

ゆくゆくはマイクロベイトで灯り周り、という今の釣り方の他、ユムシが流れそうな場所と時間帯で回遊個体狙い、なんてことも思っている次第です。

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