松川浦漁港の一部釣り禁止の事は前回速報的な記事で書きました。
週末には予想通り、警察の見回りと釣り人に外に出るように促される事があったようです。
そんな中、とりあえず釣りが可能な場所で何か釣れないか?を探して見る事にしました。
釣行記
週末は堤防の先やテトラなど、わかりやすいポイントは先行者が居る状況なので、ある一定条件で釣れる2流、3流ポイントを選択する事になりました。
6日は15時ぐらいから下見をし、16〜21時ぐらいまで魚を探しましたが、ちゃんとした当たりは1回、後はフグのみで終了です。場所によってはフグが大量に居るので、場所選択はワームの消費節約としてもとても重要です。
7日は16時頃に釣り場に到着し、20時頃まで魚を探しました。前日に当たりが出た場所を満潮時に狙う、といった釣り方針です。魚の数は多くなさそうなので、場所と時間帯を合わせ、魚を取りにいきます。
先行者が潮通しの良い所で既にマゴチを持っていました。釣り場の広さを考えると、そこには入れないので、そこからこっちに流れてくる流れの流心を狙います。
5gシンカーがスッーと流れる中、底を取り、流れに同調させながら流して行きます。沖は変化が乏しく反応もないので、堤防の基礎部分を攻める事にします。
潮上から流し込んで行くと、大きな当たりが入ります。すかさず合わせると、重量感が伝わり、大型である事を察します。
とりあえず底から離し、中層でドラグ緩めてライン切れを防ぎます。そのまま水面まで上げるとマゴチです。中々の大きさですが、このまま抜き上げます。
この大きさのマゴチはメスで、先行者もこのくらいのサイズだったので、捕食行動ではなく産卵行動のため寄ってきた個体、と判断しました。多分、今回の大潮で寄ったのでしょう。
その後、当たりが続かず、初期と言う事で寄っている魚の数は少ない、という判断をします。
手前の堤防基礎を引き続きやってアイナメを一匹追加しました。これは餌を求めて回遊している個体、と推測されます。
その後は潮止まりとなり、当たりは消えたため20時頃に撤収となりました。
あとがき
限られた場所ながらタイミングを合わせて何とか魚を出すことができました。
マゴチは産卵を意識したメスの第一陣が今回の大潮で着いたのでしょう。メスより一回り小さいオスはまだ釣れないので、次の大潮にオスが来て第一陣が産卵、と読んではいます。
どの魚でも産卵第一陣の数は少なく、第二陣、第三陣の方が数は大きい傾向があると思っています。
型は逆で第一陣が大きく、第二陣以下は小さくなる傾向があります。これは餌を優先的に食べれる強い個体が、早く産卵準備を済ませるため、という推測をしています。
次はいつ釣り場に立てるか?わかりませんが、次もマゴチを狙ってみようと考えています。