続いては時期を選びますが湾奥について書きたいと思います。ここでの湾奥とは湾や港の奥まった所、という事です。
結論から言うと、タイミング逃さずに、という事です。
釣れる理由
湾奥の多くの特徴は潮通しは悪い、水深が底が見えるほどしか無い
という感じで港ならスロープが設置されてる事も多いです。
ここに魚が入るタイミングとしては
- ①ベイトを捕食
- ②産卵行動
の2点が主になります。
アイナメの場合は通年の①、初冬の②となります
まずどんな時にベイト捕食に入ってくるのか?ですが、基本上げ潮が優勢です。下げ時は湾奥から一段かけ下がる所で湾奥から出てくるベイト待ってる事が多いです。
次に曇りや濁り、あるいは夜などローライトな条件が良いです。やはり鳥の存在は大きいようで、丸見えな状態ではあまり良い思いをした事はありません。
次に②の話ですが、大体10月下旬~11月中旬に産卵する早期の魚が奥まで来るようです。12月になると浅場が適正産卵水温から外れるためか、もう一段下の水深が産卵場になっているようです。
釣れる湾奥の特徴
条件の次は釣れる湾奥と釣れない湾奥の違いですが、餌の有無より魚がそこまで入ってくる溝があるか?が大きいようです。例えば湾奥水深2m、その沖には水深5mの船道、などの場合は船道通って入ってくる事が多いです。他魚種ですがシーバスは川や干潟の溝を伝って捕食行動します。それと同じ事がアイナメでも起き、湾奥にベイト追ってくる個体は、溝に沿って侵入しそして捕食活動後に外へ出ていく、と思われます。
次に適度なベイトの有無ですが、通常は奥まで追った小魚か、湾奥居つきの底生ベイト、が主な捕食対象となっていると思われます。例外としてはベイト少ない冬には夜に発生するバチ抜けやユムシ抜けが捕食対象になっていました。ただこれらは常用というより冬の時だけという時期限定な捕食対象っぽく、春のバチ抜けに魚が付いてる事が少ない事とからも推測されます。
あとがき
短めながら湾奥でのアイナメの釣り方を書いてみました。次はどこの場所を書くか?決めておりませんがまた適当に書いてみようと思います。