今日は地元ではベッコウソイと言われるタケノコメバルの基本と書いてみようと思います。人によっては出会いたくても出会えない魚であるタケノコメバルはどう釣るのか?の自分なりのメモ記事です。
場所
アイナメやクロソイ、メバルと違ってタケノコメバルは完全に根魚です。条件として根回りである事が絶対条件となります。根回りでもどんな根でも良いわけではなく、大きな岩の雑な組み合わせやテトラなどの体を隠す隙間がある事、が重要となります。
次に水深ですが岸からだと大体3~8m付近をやる事は多く、5m以深だと年中同じ場所に付いてるようで、真夏でも真冬でも同じ場所で魚が出たりします。
時期
年中釣れますがやや温暖な魚らしく水温10℃付近になるとピタッと大人しくなります。真冬に釣った個体は海藻が付いたかのような感じで上がってきたのでやはり低水温は苦手なようです。
逆に真夏は水通しが良い所で小型が当たりが多く出してきて、アイナメやクロソイが大人しい時期には楽しませてくれます。
卵胎生でこの地方では秋の個体が体内に卵を持っている事が多いです。ただいつどこで仔魚を放出しているか?はまだ仔魚持ちを釣った事がないため不明な点です。
釣り方
基本は底狙いとなります。アイナメやクロソイのように中層で当たる事は壁沿いに上がってこれるヘチを除いて経験がありません。高低差にもよりますが、根の頂上か根本で当たる事は多くフォールさせて着底前後が当たりを感じる事が多いです。口は大きいので3インチのホッグとか使うと小型アイナメを掛けずソイ類だけ狙えます。
当たりの後大抵は根の奥に走ろうとするので、掛けた直後は潜らせないためドラグほぼ使えず綱引き状態となります。メバルタックルで掛けてしまうと直後の引きでドラグがででそのまま根に入られライン切れが多発します。なお綱引きする際は道具の破損に注意してください、タックルバランス悪いとライン切れ多発したり最悪はロッドが折れたりします。
あとがき
今回はタケノコメバルの基本を書いてみました。他の魚と住み分けしてるようで狙って釣るならそれなりの知識が必要な魚です。
今回は自分の中の基本ですので、また時間観て細かく書いてみようとは思っています。